地球を覆うプレート

日本には3000メートル級の山から、平野からわずかだけ高くなった丘陵まで、いろいろな山があります。

しかし、ここで考えたいのは、これはあくまでも海面を基準にして海から抜け出ている部分についてのみ言及しているということです。

そこで、もし日本列島周辺の海の水を全部抜いてしまったら、一体どうなってしまうでしょうか?

日本列島は太平洋の海底から一気に8000メートル以上もせり上がった大きな山脈の一部で、平野から少しの高さしかない丘陵も、立派な大山脈の一部ということになります。

まずは日本列島がどのように作られたかを見ていきましょう。

まず、日本列島の誕生は、地球を覆っているいくつものプレートが互いにぶつかり合った結果だと考えられています。

そして、何億年も前にぶつかりあったプレートの本体は、他のプレートの下に沈み込み、その姿を消しています。

また、昔はなかった新しいプレートが誕生して日本付近の海溝に沈み込んでいることもあります。

現在では、全体で新旧合わせて十数枚のプレートがあり、地球全体を覆っています。

日本列島の成り立ち

日本列島の誕生は地球上のいくつものプレートのぶつかり合いが原因と言われています。
その様子を詳しく見ていきましょう。

  • 地球を覆うプレート…日本には3000メートル級の山から、平野からわずかだけ高くなった丘陵まで、いろいろな山があります。
  • 太平洋プレート…現在の日本列島の地形を作るのに最も大きな役割を果たしているのが、太平洋プレートです。
  • フィリピン海プレート…現在でも、フィリピン海プレートは、1年に5センチずつ本州を押し続けています。

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